水門は水害を防ぐために大阪湾のあちこちに作られている。中でも安治川と六軒屋川が合流する地点に設けられた昭和44年生まれの六軒屋川水門には、大きな城の門を思わせるような迫力がある。上から鉄の扉が下りてくるローラーゲートタイプで、万が一、停電しても鋼鉄の扉の重さで閉門できるのが特徴。台風なんかで安治川の水位が上がったときに、水門を閉じて六軒屋川に水が逆流してくるのをせき止め、六軒屋川沿いが洪水になるのを防いでくれるらしい。昔の工業メカニックのオブジェのようで味わい深い、見かけ倒しでなく今でも頼りになる水門である。 ※これは2025年1月現在の情報です。(G.I)

住所:大阪市此花区春日出南1
アクセス:JR弁天町駅から徒歩約16分

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