出来島水門 水門には狭いながらも橋が併設され、間近でその様子を観察することができる

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出来島水門 水門には狭いながらも橋が併設され、間近でその様子を観察することができる

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出来島水門は、神崎川と西島川の分岐点に位置する重要な水門であり、その建設は昭和37年(1962年)に遡る。この水門は、高潮や津波といった自然災害から地域住民を守るために建設された。出来島水門は2025年6月現在、塗装工事が行われている。2025年10月に完了予定で、より迫力ある姿を見せてくれそうだ。

出来島水門へのアクセスは、阪神電鉄出来島駅から神崎川沿いの道を約10分ほど歩いた場所にある。この地域は神崎川の河口部に近く、大阪湾からわずか2km弱しか離れていない。そのため、高潮や津波が発生した場合、神崎川や西島川を通じて街に水があふれ、甚大な浸水被害を引き起こすリスクが非常に高い場所である。

このリスクに対処するため、万が一の事態が発生した際に水の侵入を防ぐ目的で、昭和37年に出来島水門が建設された。水門はその重厚な外観からもわかるように、この地域一帯を守るという重要な役割を担っている。水門には狭いながらも橋が併設されており、間近でその様子を観察することができる。また、出来島水門で神崎川から分岐した「西島川」は、少し離れた場所で淀川へと接続している。水門を間近で見ると、その迫力に圧倒されることだろう。(かの)

出来島水門
住所:大阪府大阪市西淀川区西島1丁目2−103
アクセス:阪神電鉄出来島駅から神崎川沿いの道を約10分

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