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難波宮跡(難波宮跡公園) 飛鳥時代と奈良時代のふたつの時代の遺跡が残る、古代の都「大化の改新」の舞台
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難波宮跡は、7世紀の飛鳥時代から8世紀の奈良時代にかけて日本の都として機能した場所であり、現在では国の史跡として指定されている。この地は、古代日本の政治、文化、そして国際交流の中心地としての役割を果たしていた。当時の政治や文化を知る上で非常に重要な場所であり、訪れる人々に古代ロマンの雰囲気を深く感じさせる。難波宮には、飛鳥時代と奈良時代のふたつの時代の遺跡が残る。歴史上有名な「大化の改新」は、飛鳥宮での政治的事件(乙巳の変)から始まり、難波宮での政治改革へと発展した。奈良時代に入ると、政治の中心は平城京に移ったが、難波宮は依然として重要な役割を担い続けた。この地は当時海に近く、海外からの使節を迎えるための港としても重要だった。


難波宮跡は、当時の建築技術や都市計画を知る上で非常に貴重な遺構だ。発掘調査により、宮殿の跡や重要な施設の遺構が発見されており、これらは当時の政治や文化を知る手がかりとなる。隣接する大阪歴史博物館のロビー床下では、発掘された柱跡や礎石がそのまま見物できる。国の史跡に指定されているこの場所は、歴史的、文化的な価値が非常に高いと言えるだろう。


難波宮跡では、古代日本の歴史と文化に触れることができる。広大な敷地内を散策することで、古代の都の雰囲気を体験し、歴史のロマンを感じることができる。また、歴史に興味がある人だけでなく、自然や風景を楽しみたい人にもおすすめだ。四季折々の風景が楽しめ、特に春には桜が咲き誇り、訪れる人々を魅了している。(かの)


- 難波宮跡
- 住所:大阪市中央区法円坂・馬場町・大手前 一帯
- アクセス:Osaka Metro谷町線「谷町四丁目」駅すぐ、JR大阪環状線「森ノ宮」駅より徒歩5分
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