昭和の街を歩く。昔の趣きが息づく街 中崎町界隈

ホリイケ 子どもの時のワタシに戻れる場所 ホリイケ

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昭和の街を歩く。昔の趣きが息づく街 中崎町界隈

ホリイケ 子どもの時のワタシに戻れる場所 ホリイケ

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ぶらっと中崎町を歩いてると、なんだか昔見たことのある懐かしいテント看板がポツリ。昭和にタイムスリップしたような、懐かしい佇まいの「趣味の店ホリイケ」ガチャガチャした看板もなく、シンプルに「ホリイケ」の4文字がお店のテントに書かれてある。昔よく見た学校の机や椅子がポツンポツンと並ぶ店先に、今帰ってきた小学生のランドセルがポーンと置かれていて、子どもたちの自転車もずらりと並んでる。「ここほんまに大人も入っていいん?」と思う人もおるかもしれへん。勇気を出して足を踏み入れてみたら、そこは幼い時に見た、宝の山のような世界が広がっていた。お店を切り盛りしているのは、一人のおばちゃんで、このお店をもう何十年と続けているらしい。店の中には、誰もが見たことのあるような見覚えのある駄菓子や文具、おもちゃがぎっしり。しかも、壁一面に、著名人たちのサインがずらり。いろんな人に愛されている駄菓子屋さんなんやなって思えるところ。大人になった今は、あの時買えなかった駄菓子たちを思う存分に買えるので、なんだかお金持ちになった気分。「あーこれがほんまの大人買いか」と顔がニヤつく。店の中では、「おばちゃんこれあたりのあるお菓子?」など可愛い質問が飛び交って、私もあんな感じで質問してたかなぁって思った。店の外に出ると、学校の机と椅子に子どもたちがお菓子を広げ、小さな会議をやっていてん。とても可愛い姿だったので、私もちょっとお邪魔することに。なんか昔に戻ったような気分になれて、どこか心地よかったわ。決められたお駄賃で買うのもよし、大人買いしてもよし、今の私と昔の私が共存したような不思議な気持ちになれるお店にぜひ足を運んで欲しい。地元の子どもたちと、昔を懐かしむ大人たちが、なんとなく混ざり合っている空気が心地ええ場所や。中崎町に来たら、カフェや雑貨屋さんもええけど、この駄菓子屋にふらっと寄ってみて。「こんな場所、まだあったんや」って、きっと心のどこかがホッとするはずやで。(ne)

住所:大阪市北区中崎西1丁目9-11
アクセス:OsakaMetro谷町線「中崎町」駅から徒歩約4分

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