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商いもエンタメも!大阪人のスピリットが息づく天満

西洋茶館(せいようさかん) イギリスの片田舎にあるティールームを再現! アンティークな空間でお茶とスコーンを楽しむ。

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商いもエンタメも!大阪人のスピリットが息づく天満

西洋茶館(せいようさかん) イギリスの片田舎にあるティールームを再現! アンティークな空間でお茶とスコーンを楽しむ。

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一回、目つぶって想像してみて。イギリスの片田舎にあるティールーム。オレンジ色の暖かな灯り。木目調の家具。小花柄のカーテンにテーブルクロス。そしてレンガでできた暖炉。ここ『西洋茶館』は、今浮かんだイメージがそのまま大阪の繁華街に再現された、めっちゃお洒落な喫茶店や。

扉を開けるとそこからもう、空気が違う。異国の子守歌のようなゆったりとしたBGMが流れ、360度、どこからどの角度から見ても、視界に入るものすべてがアンティーク。店内にある家具やディスプレイされた小物は、どれもヨーロッパから輸入してきたものなんやって。

この店の創業者さんが「イギリス風のアンティーク調の喫茶店を作ろう」と思って、設計の師匠さんに相談したとき、「それならば、まずは暖炉を作るべき」とアドバイスを受けたそうなんや。創業者さん、それに忠実に従って、暖炉を作った。これがまた幻想的なほどいい雰囲気だしてるから、店に来たら絶対に見てみてな。

おすすめのメニューは、紅茶とスコーン。あとはケーキ。どれも本場イギリス風のレシピを取り入れて、店内で手作りしてるねんて。おかげで、味覚からも異国情緒が感じられるわ。

『西洋茶館』があるのは、 “日本一長い”で有名な天神橋筋商店街。一歩外へ出たら「あー、やっぱ大阪やな」って思わせてくれる、賑やかな通りに面している。その対比がまた強烈やから、余計にタイムトリップした感覚を味わえるのかもな。ちなみに、この店の内装を設計した設計士さん、数年前に亡くなりはってんて。これからこんなエエ店も、減っていくのかなぁと思うと、淋しくなるな。でもエエ店は、どんな時代も超えて、次世代に繋がっていく。繋げていくのは、お店さんとお客さん。その貴重な担い手になるためにも、いっぺん、足運んでみてな。※2024年1月現在の情報です。(1.R)

住所:大阪市北区天神橋4-6-14
アクセス:大阪メトロ扇町駅から徒歩3分
https://seiyosakan.com/

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