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麗しのレトロ喫茶
RETRO CAFE

実は、日本トップクラスの喫茶店数を誇る大阪。高度成長期には、手狭で応接室のない会社も多く「では、あの店で…」と皆、喫茶店で商談やおしゃべりに花を咲かせました。そして、商人の街らしく各々に工夫を凝らし、お客を呼び込んだことから、長らく愛される名店には必ずといっていいほど名物があります。重厚な扉の向こうはどんな世界か。一見さんには、少しだけ入りづらいレトロ喫茶。あなたに代わって扉を開きますので、ぜひお入りください。
Spot おすすめスポット
スポット 13件

停泊している船のようなレトロな建物。店内も客船風で、丸窓からはミナミのビルも幻想的に見えるやろ?この佇まいに一目ぼれしたオーナーが40年前に始めた「珈琲艇キャビン」。食事メニューのイチオシは量感あるサンドイッチ。なかでも、ほうれん草とベーコン、卵を挟んだ焼きサンドはロングセラー。「若い人はこのくらいのボリュームがないとねぇ」とマスターの娘さん。こんな風にお客の腹具合も気遣ってくれる優しさも、どこか懐かしいわ。 ※これは2022年3月現在の情報です。
住所:大阪市西区南堀江1-4-10
アクセス:Osaka Metroなんば駅・各線難波駅から徒歩約5分
https://home.cafecabin.net/
くしゃくしゃに丸めた紙は、もしや失敗したラブレター?ここではそれがメニュー表。「アナタとわたしとタメ息と右折禁止の恋事情」は、オレンジフロートのサブタイトル。メロンクリームソーダは「初恋の味(ひと)、そうあの人は恋どろぼう」ときた。店主の田淵さんによる心情豊かなキャッチコピーに、苦笑いしながらあの頃を思い出すやろ。2020年オープンのここは、古いスナックをそのまま利用。ダウンライトで怪しげな雰囲気の中、プリンのほろ苦いカラメルが心に沁みるわ。 ※これは2022年3月現在の情報です。
住所:豊中市庄内東町2-5-6
アクセス:阪急宝塚線庄内駅から徒歩約1分
https://www.instagram.com/tabuchi0425/?hl=ja
大倉陶園のカップに角砂糖が二つ。これが丸福珈琲店で愛されてきたコーヒースタイル。味も色も夜空のように濃いんやけど、後味はスッキリ。お客のなかには「ダブアメ」と注文する人もいて、これはダブルアメリカンの略。通常のアメリカンをさらにアメリカンに…という気どった言い方なんや。創業は1934年。多くの文人・著名人が訪れたことでも知られる有名店。小説家・ 田辺聖子氏もその一人で、著書『薔薇の雨』の冒頭でこの店が登場してるんやで。 ※これは2022年3月現在の情報です。
住所:大阪市中央区千日前1-9-1
アクセス:Osaka Metroなんば駅・各線難波駅から徒歩約5分
https://marufukucoffeeten.com/store/sennichimae/
1970年代の名建築として知られる「マヅラ」。その前身は、創業者である劉盛森(りゅう・せいしん)さんが戦後の闇市で開いた小さな喫茶店。大阪駅前ビルへと入居する際に「日常を忘れて宇宙のような空間で癒されてほしい」と、流星のようなレリーフや惑星のようにきらめく球体の照明、そして群青色の天井という大空間が誕生したんや。おすすめは「純喫茶のナポリタン」と「クリームソーダ」。両方注文しても1000円でお釣りが来る小さな宇宙旅行を楽しんでや。※これは2022年3月現在の情報です。
住所:大阪市北区梅田大阪1-3-1大阪駅前第1ビルB1
アクセス:JR大阪駅から徒歩約4分・Osaka Metro梅田駅から徒歩約5分
50年前からコーヒーを自家焙煎している「喫茶サンシャイン」 。香り立つコーヒーとともに、朝はトースト、昼は昔ながらの薄焼き卵で包んだオムライス、ひと息入れたい午後には自家製プリンと人気メニューが目白押し。そんな1日中お客が絶えない店内は、1973年の創業当時のまま。赤褐色の天井や異国情緒のあるインテリアがどこか懐かしく、ほっと落ち着く。梅田の喧騒をしばし忘れて、読書したり、物思いにふけったりするのにぴったりやで。 ※これは2022年3月現在の情報です。
住所:大阪市北区曽根崎2-11-8 B2
アクセス:Osaka Metro東梅田駅からすぐ
https://www.kissa-sunshine.jp/
大阪・中崎町にひっそりと佇むうてな喫茶店は、知る人ぞ知る古民家カフェである。外から見ると控えめで小さな看板があるだけで、初めてだと店と気づかず通り過ぎてしまいそうなほど静かな佇まいだ。 建物は戦災を逃れた長屋をリノベーションしたもので、昔の住まいの面影を色濃く残している。引き戸を開けて中に入ると、照明はやや落とされ、全体に薄暗く落ち着いた空気が流れている。店内ではアナログレコードの音が静かに流れ、デジタル音源とは違う、やわらかく温かみのある響きが空間に溶け込んでいる。 床は古い木の板張りで、歩くときしりと小さく音が鳴る。その感触さえも、この店の時間の流れを感じさせる演出の一部のようだ。客同士も自然と声量が控えめになり、店全体が静けさを共有している。にぎやかなカフェとは対極にある、大人のための落ち着いた喫茶空間である。 そして何より、この店はコーヒーへのこだわりが際立っている。一杯ずつ丁寧に淹れられるコーヒーは、香り・苦味・余韻のバランスがよく、静かな空間の中でゆっくり味わいたくなる仕上がりだ。派手なメニュー構成ではなく、あくまで“良いコーヒーを静かに飲む場所”という芯が通っている。 うてな喫茶店は、古い長屋の記憶、レコードの音、きしむ床、そして深いコーヒーの香りが重なり合う一軒である。にぎわいから少し距離を置き、静かな時間を過ごしたい人にこそ似合う、大阪でも貴重なタイプの喫茶店だ。※2026年1月時点の情報です。(かの)
住所:大阪市北区中崎西1-8-23
アクセス:OsakaMetro谷町線「中崎町」駅から徒歩約3分
大阪・船場センタービルの地下に店を構える純喫茶 ヒロは、昭和の空気をそのまま閉じ込めたようなレトロ喫茶である。1967年創業という長い歴史を持ち、船場で働く人々や買い物客に長年親しまれてきた一軒だ。立地は船場センタービルの地下。少し薄暗く、どこか迷路のような通路を進んだ先に現れる店構えが印象的である。店内に入ると、照明はやや抑えめで、落ち着いた色味の内装が広がる。いかにも昭和の純喫茶らしい空気感で、時間がゆっくり流れているように感じられる空間だ。 名物の一つが自家製黄金焼きプリン。しっかり固めの食感に、ほろ苦いカラメルがよく合い、どこか懐かしい味わいに仕上がっている。奇をてらわない、王道の喫茶店プリンである。もう一つ外せないのが、「元祖大阪名物」ともいわれるふわトロ玉子サンドだ。厚みのある玉子焼きをふんわりとしたパンで挟んだ一品で、見た目のインパクトとやさしい味わいのバランスが絶妙である。軽食の枠を超えて、しっかり満足感がある。ドリンクでは、コーヒーの他にも昔ながらのメロンソーダも人気だ。鮮やかな緑色と輪切りレモンの組み合わせは、純喫茶ならではの定番であり、空間のレトロさともよく合っている。 純喫茶 ヒロは、特別に新しいことをしている店ではない。しかし、長年変わらない空間と味を守り続けてきたこと自体が価値になっている。船場センタービルの地下という少しディープな場所で、大阪の喫茶文化の奥行きを感じさせてくれる一軒であった。※2026年4月時点の情報です。(かの)
住所:大阪市中央区船場中央4-1-10 船場センタービル10号館 B1
アクセス:OsakaMetro・御堂筋線「本町」駅から徒歩約1分
大阪・北浜にあるカフェ 新北浜は、まるでヨーロッパの古い洋館のような外観が印象的な純喫茶である。周囲のオフィス街の中にあって、ひときわ異国的な雰囲気をまとい、通りがかりでも思わず目を引く存在だ。外観はレトロなタイルで覆われ、重厚で落ち着いた色合いが建物全体に深みを与えている。細部にまでこだわりが感じられ、どこかクラシカルで上品な空気が漂う。いわゆる“昔ながらの純喫茶”とは一味違い、洋館風の意匠で独自の世界観をつくり上げている点が特徴である。 店内に入ると、その個性はさらに際立つ。壁は漆喰仕上げで、あえて凹凸を残した柔らかなフォルムが空間に表情を与えている。照明にはランタンのようなシックな器具が使われており、やや落とした明るさと相まって、静かで落ち着いた雰囲気を生み出している。こうした内装のつくり込みは、一般的な喫茶店ではあまり見られないポイントだ。テーブルには銅板が使われており、使い込まれるほどに味わいを増していく素材感が楽しめる。手に触れたときのひんやりとした感触も心地よく、空間全体のレトロな雰囲気とよく調和している。 メニューは純喫茶らしく、コーヒーを中心に軽食やモーニングが用意されている。シンプルなトーストとゆで卵、コーヒーといった王道のモーニングは、飾らないが満足度が高い。空間の雰囲気と相まって、ゆっくりと時間を過ごしたくなる内容である。 カフェ 新北浜は、外観・内装ともに強い個性を持ちながら、どこか落ち着ける不思議な魅力を持つ純喫茶。北浜の街の中で、少しだけ日常から離れた時間を味わえる、知っておきたい一軒なのである。※2026年4月時点の情報です。(かの)
住所:大阪市中央区平野町1-7-11
アクセス:OsakaMetro・堺筋線「北浜」駅から約6分
大阪・新世界にある喫茶ドレミは、1967年から営業を続け、昭和の面影を色濃く残している。外観からして懐かしさが漂い、通りを歩く人々の足を自然と止める。店内に一歩入ると、コーヒーの香りとともに、時代の流れをゆっくりと忘れさせてくれる穏やかな空気に包まれる。赤いビニール張りのソファ、磨き込まれたテーブル、少し暗めの照明。そのすべてが、かつての大阪の喫茶文化を今に伝える舞台装置のようである。通天閣の足元に位置し、窓からは通天閣の天井が見える。名物は、モーニングサービスや昔ながらのプリン、ホットケーキ、ミックスジュースなど挙げればきりがない。朝のひとときにも、午後の休憩にも最適である。また、イタリアンスパゲティやカレーといった軽食メニューも人気が高く、どれも手作りの温もりを感じさせる味わいだ。喫茶ドレミの魅力は、「懐かしさ」だけではない。そこには、時代が移り変わっても変わらぬ“くつろぎ”がある。常連客が新聞を広げ、学生がノートを広げ、観光客が写真を撮る。今時珍しく、喫煙まで出来る。それぞれが思い思いの時間を過ごす風景が、自然に調和している。店員の気さくな笑顔と、心地よいBGMの流れる空間が、訪れる者に「大阪の温かさ」をそっと教えてくれるのである。高度成長期から営業を続ける大阪の喫茶ドレミは、昭和と令和をつなぐ“時間の交差点”のような存在だ。流行に左右されない確かな居心地と、変わらぬ味を求めて、多くの人が今日もその扉を開けるのである。※2026年1月時点の情報です。(かの)
住所:大阪市浪速区恵美須東1丁目18-8
アクセス:OsakaMetro堺筋線「恵美須町」駅から徒歩約3分
高層ビルが立ち並び、足早にビジネスパーソンが行き交う大阪・淀屋橋エリア。その一角に、時間が止まったかのような長屋が現れる。そこには1950年代から続く静謐な空間、「喫茶リスボン」が姿を現す。ここは、半世紀以上の時を刻んできた、大阪を代表する純喫茶の一つである。 喫茶リスボンの創業は1959年(昭和34年)。高度経済成長の幕開けとともに、この地で産声を上げた。店内に一歩足を踏み入れれば、そこは外界とは別世界の、深い琥珀色の空気に満たされている。強いて言えば、店内は昭和のjazzバーのような雰囲気だ。飴色に変化した木製の壁板、不揃いな角材の竿天井、そして控えめな照明。そのすべてが、かつての「サロン」としての風格を漂わせている。穏やかなクラシック音楽が流れる中、新聞を片手にコーヒーを啜る人々の姿は、創業当時から変わらぬリスボンの日常風景である。 リスボンの朝を彩るのは、シンプルながらも妥協のないモーニングサービスである。多くのファンを惹きつけてやまないのが、絶妙な厚さで焼かれたトーストに乗るハムエッグだ。外はサクッと、中は驚くほどふんわりとした食感で、あらかじめ6等分にカットされたハムエッグと、添えられたマヨネーズが食欲をそそる。これに深いコクのあるコーヒーがセットになり、至福の朝を演出する。 淀屋橋というビジネス街のど真ん中にありながら、ここには不思議と「急かされる感覚」がない。それは単にテーブルや席の広さに余裕があるという物理的な理由だけではなさそうだ。2026年現在もなお、この空間が失われずに残っていることは、大阪という街が持つ文化的な厚みの象徴と言っても過言ではない。流行に流されず、ただ誠実に一杯のコーヒーを供し続けるリスボンの姿勢は、訪れる者の心に深い安らぎを与え続けているのである。※2026年1月時点の情報です。(かの)
住所:大阪市中央区道修町3丁目2-1
アクセス:OsakaMetro淀屋橋駅から徒歩約6分
喫茶レインボーは、地下鉄谷町線・中崎町駅すぐ、天五中崎通り商店街のそばで、長年にわたり看板を守り続けてきた。再開発が進む都心にありながら、古き良き長屋や路地が残り、めまぐるしく変化する大阪のなかで、時計の針を止めたかのような穏やかな時間が流れる、昭和レトロの聖地である。外観に掲げられた、どこか懐かしいフォントの看板をくぐれば、そこにはスポーツ新聞を広げる常連客や、一杯のコーヒーで息を抜く近隣住民の姿がある。店内の使い込まれた調度品とともに、この場所の歴史を形作っている。飾らない「日常の風景」がここには今も息づいているのだ。人気は朝8時から提供されるモーニングサービス。厚切りにスライスされ、絶妙な焼き加減で供されるバタートースト、固ゆでの卵、そしてミニサラダ。奇をてらわない構成ながら、店主の「ごめんね、お待たせ」という言葉とともに運ばれてくる一皿は、格別の安心感を与える。2025年現在も、コーヒー一杯の値段(税込み450円)でこのモーニングサービスを楽しめるという驚異的なコストパフォーマンスを維持している。コーヒーは、適度な苦味とコクが調和した、昔ながらのサイフォンやドリップで淹れられるスタイル。朝の光が差し込む店内で、芳醇な香りに包まれながら過ごす時間は、まさに「虹(レインボー)」のように、日常に彩りを与えてくれる。SNSや観光ガイドを通じてレトロ喫茶ファンが訪れるようになっても、店主の気取らないスタイルは変わらない。新旧の客が自然に混じり合い、たばこの煙(全席喫煙可)とともに会話が消えていく空間は、効率化が優先される現代において、非常に希少な文化的価値を持っているのである。※2026年1月時点の情報です。(かの)
住所:大阪市北区中崎1-5-24
アクセス:OsakaMetro中崎町駅から徒歩約1分
海外旅行、特にヨーロッパ旅行気分を味わいたいなら、北加賀屋にある「喫茶チロル」がおすすめ。創業58年の喫茶店にはマスターの岡島常晃(おかじまつねあき)さんが集めたヨーロッパ風の調度品がいっぱい。のんびりとした緑豊かなオーストリアのチロル地方への憧れから調度品を集めたんやって。喫茶チロルのおすすめはホットサンド。アツアツのパンにほんのり甘い卵焼きの組み合わせは、初めて食べても、どこか懐かしくホッとする味わいやで。昔は近所の造船所勤めのお客さんが多かったけど、今は純喫茶めぐりをする若者も訪れるんやって。珈琲を飲みながら、のんびりとした喫茶チロルの雰囲気を楽しんでいってな。
住所:大阪市住之江区中加賀屋3丁目12-19
アクセス:Osaka Metro四つ橋線北加賀屋駅1番出口から徒歩約10分
https://www.instagram.com/coffee_tirol/
上本町と鶴橋の間にある閑静な住宅街に「喫茶ルプラ」がある。オープンは1974年。「ルプラ」という名前はうつわを意味するフランス語「ル・プラ」と緑色のアイルランドの妖精「レプラホーン」に由来する。いろんな人が集まるうつわのような店になってほしい、というヨーロッパ好きな先代の思いが込められている。30年前にバイトで働いていた方も「全然変わっていない」と言うレトロモダンな雰囲気がたまらない。また家族ぐるみで交流があるグラフィックデザイナー竹内志朗氏が手掛けた看板も要チェックや。※これは2023年3月現在の情報です。
住所:大阪市天王寺区小橋町8-15
アクセス:近鉄大阪上本町駅から徒歩7分
http://lupra-coffee.shop-pro.jp/
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大阪空襲で多くの街が焼け野原になった中、奇跡的に戦火を免れた中崎町。昭和の香りただよう古民家や長屋が今も残り、近年ではそれらを活かしたレトロなカフェやレストラン、美容室などがひしめきあっています。どこを見渡しても情緒のある町で、昭和レトロな散歩を楽しみましょう。

大阪には、長い歴史を持つ老舗の商いが数多く存在します。これらの老舗は、長年地元の人々に愛され、大阪の文化を支え、今も誰かの日常を支えている商いがあります。変わること、変えないこと、その両方を見極めながら、「ほんまもん」の価値を静かに守り続ける老舗たち。この特集では、大阪各地に根づく、ジャンルを問わない老舗を訪ねます。

大阪市内は「ミナミ」と呼ばれる難波・心斎橋周辺と、「キタ」と呼ばれる梅田周辺が、最も賑わう2大繁華街。夕刻が近づくとあちこちで明るいネオンがまたたき、「大阪の夜はこれからやで~」と呼び掛けてくれる。どこも激戦区なのでそれぞれに個性的な趣向を凝らしたスポットが目白押しなので、気に入ったお店へ足を運んでみてくださいね。

大阪と京都の県境に位置する北摂・三島は、日本史のターニングポイントと深くかかわる足跡を数多く残しています。平安後期から鎌倉を経て南北朝時代まで、それは貴族から武士へ、朝廷から幕府へと権力が大きくシフトする時代を象徴する場所でもありました。その時代に重要な役割を果たした後鳥羽上皇や楠木正成にまつわる史跡はドラマティックで特に興味深いものです。歴史のタイムトンネルをくぐって、隠れた名所を訪れてみませんか?

普段は何気なく通り過ぎてしまいがちな、道端のマンホール。フタにその町を象徴するシンボルや名所、キャラクター、アートなどを描いたり、いくつものデザインや色違いを制作している自治体も。そんなデザインマンホールのフタの写真やデザインの由来などが載ったコレクションカード「マンホールカード」は、府内だけで50種類以上配布中。小さな円にぎゅっと詰まった物語を見て、感じて、味わって!

大阪市に隣接する門真と守口。大阪の産業を支える東大阪工業地帯の中心地区ともいわれ、パナソニックグループをはじめ、さまざまな企業の本社や工場が集まる、ものづくりの街です。さらに、近年注目される「クールジャパン」のコンテンツのひとつであるフィギュアメーカー・海洋堂も本社を構えています。まさに色々な分野のものづくり文化が発信される下町へ、少し足を伸ばしてみませんか。

まるでそこだけ時が止まっているかのように、往時の姿を留めるレトロ建築。近代的な建物が建ち並ぶ大阪にも、そんなレトロ建築がそこかしこに残っています。店舗やオフィスなどとして今なお使われ続けている建物の中には、文化財に指定されたものも。施された美と技、漂う風格、そして刻まれた歴史を愛でに、出かけてみませんか。

銀杏や藤、瓢箪に桜など、花と緑に親しめる場所の多い大阪。その中でも、植物そのものに歴史やストーリーがあったり、古くから人々に大切に育てられている草花も少なくありません。季節を感じ自然に親しむ、歴史を散歩に出かけませんか?

うどんといえば香川のイメージが強いですが、大阪人もうどんが大好き!甘いお揚げがのった「きつねうどん」や、“油かす”といわれる牛ホルモンをトッピングした「かすうどん」など、名物うどんがたくさんあります。讃岐うどんとは一味違う、大阪のおうどん。ぜひ味わってみてください。

交野近辺は万葉集の時代から「交野ケ原」と呼ばれて数々の歌に詠まれ、愛されてきました。その後も風光明媚な自然や神聖な山岳の修行場を求めて、人々が行き交い、多くの不思議な伝説が生まれ、今も語り継がれています。今回は、交野のシンボルともいえる「交野山(こうのさん)」を中心に、その魅力に迫ります。一気に山頂を目指すもよし、山中の自然を満喫するもよし、まずはぜひ足を運んでみてください。

飛鳥時代に聖徳太子が建立した寺社や、江戸時代に大人気だったレジャースポット・新清水、今なお昭和の風情を色濃く残す阪和商店街など、いろいろな時代を体感できる・天王寺。四天王寺の縁日には骨董市も開かれ、より一層賑わいます。不思議な魅力あふれる路地裏まで足を伸ばして、1日タイムスリップしてみませんか?

大阪と京都のちょうど真ん中あたりに位置する高槻市。造り酒屋や社寺、宿場町として栄えた面影を残したエリアです。そんな北摂随一の昔町を、ゆっくりのんびりと歩きながら、歴史に思いを馳せてみませんか。

阪堺電車は、浪花のシンボル、通天閣とあべのハルカスの足元にある2つの始発駅から出発する路面電車。まっすぐ南下して、住吉大社の手前で一筋になり、ゆっくりと大和川を渡れば、歴史・文化の宝庫、堺です。気の向くままに途中下車して、江戸の風情、明治モダン、大正ロマンを満喫してください。

直径36mmの消印の中に名所や名物がギュッと描かれた「風景印」。旅先から友人へ、旅の思い出をしたためて自宅へ、こんなスタンプが押されたはがきが届くと、きっと楽しい気分になるはず。住吉なら太鼓橋に阪堺電車、東大阪なら花園ラグビー場などなど、郷土愛たっぷりの素敵な風景印の世界を覗いてみませんか?












