職種の垣根を越えて、先祖代々同じ商売を守り継ぐ「大阪老舗」

ええもん こなもん にゅうもん!~おうどん編~

美々卯 本店 megumi 代々受け継がれた“老舗のだし”でいただく、こだわりの蕎麦

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職種の垣根を越えて、先祖代々同じ商売を守り継ぐ「大阪老舗」

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美々卯 本店 megumi 代々受け継がれた“老舗のだし”でいただく、こだわりの蕎麦

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大阪・船場に店を構える美々卯 本店は、うどんすきで全国的に知られる大阪の老舗である。格式を感じさせる店構えながら、料理はどこかやさしく、長く親しまれてきた理由が素直に伝わってくる一軒だ。

創業は1770年ごろ(宝暦年間か)とされる。もとは料亭として始まり、江戸後期から明治にかけて大阪の食文化を支えてきた。現在の本店は船場の落ち着いた街並みに溶け込み、老舗らしい風格を保ちながら営業を続けている。長い歴史の中で培われた「だし文化」の厚みが、この店の最大の強みである。

名物は「うどんすき」だが、本店では現在「美々卯megumi」として、女性職人による蕎麦のみを提供。北海道・南富良野産の玄蕎麦を店内で挽いており、のどごしが良く、安定感のある味わいだ。温・冷ともに用意されており、軽く食事を済ませたいときにも使いやすい。うどんすきの名店でありながら、麺類全体のレベルが高い点は見逃せない。十割蕎麦のあいもりは、細打ちと平打ちをいっぺんに味わえる。そば湯も格別だ。

店内は和の落ち着きを基調とした空間で、席間にもゆとりがある。老舗らしい丁寧な接客も含め、食事の時間そのものをゆっくり味わえる雰囲気だ。観光客向けの店というより、大阪の食文化を正面から守り続けてきた本流の一軒といえる。

美々卯 本店は、長い年月をかけて磨かれてきただしの力と、基本に忠実な仕事の積み重ねこそが魅力。船場を訪れたなら、一度は味わっておきたい大阪の老舗なのである。※2026年1月時点の情報です。(かの)

住所:大阪市中央区平野町4-6-18
アクセス:OsakaMetro御堂筋線「淀屋橋」駅から徒歩約5分
https://www.mimiu.co.jp/about/

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