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生野で、甘味の、甘美なる旅
IKUNO SWEETS

大阪市内で生野区といえばコリアンタウンのイメージはあるものの、スイーツや歴史の印象は薄いかもしれません。ところがどっこい。いわゆる下町だからこその、昔から愛され続ける絶品甘味が密かに点在。さらに、意外と知られていない●●の日本一の産地だった歴史や、その目で観てほしい文化財も…。生野に、人あり、歴史あり、こだわりあり。行かないわけには、いかないでっせ。
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スポット 9件

「何か甘いもん食べたいなぁ」「だったら、あもやさん行こか」。生野本通商店街のご近所では、そんな会話がお茶の間の日常や。創業は1951年。「あも(餅)や(屋)」だから、もち米には特にこだわっている。季節菓子から定番焼き菓子、贈答用まで店頭には数々の和菓子がならぶ中、通年で1番人気なのが「かりんとまんじゅう」。こめ油で揚げてあり、後味あっさりの一口サイズで、5個入りでもペロッと食べられる。季節のお楽しみ「フルーツ大福」の春商品、大粒の「いちご大福」は大阪場所中に力士たちが買い求めて訪れるそうや。※これは2022年8月現在の情報です。
住所:大阪市生野区生野東 4-1-43
アクセス:JR大阪環状線・寺田町駅から徒歩約15分
https://www.amoya.jp/
眼鏡発祥の地というと福井県が有名だが、そのルーツは実は生野区田島なんや。この地にレンズの研磨技術が伝わったのが安政4年(1858年)。その技術を応用して眼鏡レンズ作りが農家の副業になった。やがて農業の衰退とともにレンズ製造の方が盛んになり、日本一の眼鏡レンズ産地になったという。時とともに田島の眼鏡製造は縮小したが、一大産業として町を支えた眼鏡レンズの発祥の記念碑が、「田島神社」にある。毎年11月3日には「眼鏡祭」として祭壇が置かれ、眼鏡に感謝し、目の災いに平癒祈願する。他の神社では見られない行事や。眼鏡が生活の一部、目を大切にしたいという人は、ぜひ訪れて欲しい。※これは2022年8月現在の情報です。
住所:大阪市生野区田島3-5-34
アクセス:JR大阪環状線・寺田町駅から徒歩約23分 JR関西本線・東部市場前駅から徒歩約18分
田島神社を中心に、生野区田島の町内を練り歩くだんじり。毎年7月の第3土・日曜に開催される夏祭りで、その姿を眺めることができる。田島のだんじりは、大きな金色のしめ縄が特徴。さらに、チンチキチンと打ち鳴らされるすりがねの音色は、祭りの象徴や。勢いのある金の音は、実に美しく、町民の誇りでもある。※これは2022年8月現在の情報です。
住所:大阪市生野区田島3-5-34
アクセス:JR大阪環状線・寺田町駅から徒歩約23分 JR関西本線・東部市場前駅から徒歩約18分
https://tashimajinja.or.jp/
出汁の味が関東と関西で違うように、お茶も東西で風味が異なることをご存じだろうか。関西のお茶は、出汁のように関東よりも薄い一方、味わい深い。明治期に創業し、昭和初期に生野に開場した公設市場に支店を構えた「楠喜園」。商店街として町が賑わう今日まで、関西の茶葉を中心に提供するお茶の専門店や。煎茶になる前の「荒茶(あらちゃ)」も多く扱っており、素朴で飽きのこない味が多くの人に愛されている。店先には焙煎したほうじ茶の香りが漂い、芳しさに思わず足が止まる。店主は日本茶インストラクターでもあるから、茶のあれこれを聞きながら、好みの一品を選ぶのもええなあ。※これは2022年8月現在の情報です。
住所:大阪市生野区生野西4-22-17
アクセス:JR大阪環状線・寺田町駅から徒歩約7分
誕生日やクリスマス、ハレの日など、家族でケーキを囲んだ思い出は色あせない。そんな幸せの時を彩る洋菓子店「サフラン」は、昭和42年から、生野の町で親子孫と愛されているんや。ショーケースに並ぶ色とりどりのケーキは、どこか懐かしい風貌。昭和にブームになっ東部市場前駅たバタークリームケーキは、今でもファンが多く、店名のついた「サフラン」もその一つ。生クリームでは出せない美味しさなんやで。社長の祖父が和菓子職人だったことから、「生ドラ サンド物語」はどら焼きの皮も自家製。お店もまた、親子孫と続く歴代店主の菓子愛で、食べる人に幸せを届け続ける。※これは2022年8月現在の情報です。
住所:大阪市生野区生野西2-1-32
アクセス:JR大阪環状線・寺田町駅から徒歩約1分
http://www.safran.co.jp/terashop.htm
3粒で手のひらに収まるほどの団子を、ひと口ほお張る。トロンと溶けて、ふわっと広がる甘み。なんや、このとびっきり優しい味は。「亀や」のお父ちゃんは、店の味を守るために、決して量産はしない団子職人。約60年前に創業してから、この味はずっと変わらない。朝から仕込んで、1本1本、いつもの団子が店にならぶ。「みたらし」は税込50円。「あまじょっぱい黒の醤油ダレが定番やから、白い(出汁)のもあったらおもろいやろな」って、オリジナルの白みたらしが生まれた。青のりがなんとも言えないアクセント。店のお母ちゃんの笑顔が、団子をさらに美味しくしてくれる。「また来るで」って言いたくなる、それが「亀や」の魅力。※これは2022年8月現在の情報です。
住所:大阪市生野区林寺2-7-1
アクセス:JR大阪環状線・寺田町駅から徒歩約11分
銭湯として初めて国の登録有形文化財になった「源ケ橋温泉」。2020年に創業80年の銭湯の歴史に幕を下ろしたそうや。建物は1930年代に地主が建てたものだが、現所有者の中島さんの父が購入し、戦争で焼け落ちた木材で銭湯を経営した。戦後は行列ができるほど大繁盛。銭湯らしからぬ、不思議な外観と内装が話題になった。入口には、源ケ橋の親柱と同じ石碑が鎮座。屋根の上には自由の女神としゃちほこが対になってそびえる。なぜこのような建築になったのかは、中島さんも知らない。脱衣所や浴室は、外国の素材や建築装飾と昭和の銭湯用品が妙なるコラボレーション。現在は銭湯に入れないが、団体での見学やイベントでの会場使用は相談に応じてくれる。※これは2022年8月現在の情報です。
住所:大阪市生野区林寺1-5-33
アクセス:JR大阪環状線・寺田町駅から徒歩約8分 / 団体見学・イベント相談:06-6731-4843
昭和50~80年代、子どもたちが夢中になったテレビ番組「世界名作アニメ劇場」で、毎回流れたのが「パルナス製菓」のCMや。どこか物悲しい歌と独特の映像が、番組と同じくらい関西の子ども心に刻まれた。パルナス製菓は〝モスクワの味〟をキャッチコピーに、ロシア風ケーキや調理パンを製造販売。その直営店は関西各地で親しまれたが、2000年の事業停止とともに姿を消した。パルナス製菓は、昭和っ子の思い出にのみ残っていると思われたが、実は関西に唯一、生野区にその外観の面影を残すのが、直営店だった「旧パルナス・近藤商店(廃業)」や。廃業しているが、看板が現存するだけでも珍しい。パルナス製菓の創業者の出身地加西市には、廃業後にCMソングのレコードなどが寄贈されたという。懐かしの楽曲を聞けば、思い出の味も思い起こされるだろう。※これは2022年8月現在の情報です。
住所:大阪市生野区 ※廃業店で現民家のため詳細地は掲載していません。また、店内に入る等はできません。
アクセス:※アクセス詳細は掲載していません。
関西で「力餅食堂」の店名に耳なじみがある人は多いだろう。実はチェーン店ではなく、のれん分けで店名を受け継ぐ個人店で、店ごとにオリジナルメニューや各々の店構えを展開しているんや。その一つである生野銀座商店街の「力餅」は、現在2代目夫妻と3代目が店を切り盛り。店内でサッと食べられる麺類や丼ものといった定食メニューのほか、持ち帰りできる手作りの「おはぎ」に常連さんは目が無い。〝半ごろし〟にしたもち米は、食べやすく、贅沢に包んだ餡との相性が良い。3代目は先代からの味を大切に、「美味しくて、お腹も心もホッとするメニューを」と、今日も真摯に厨房に立つ。※これは2022年8月現在の情報です。
住所:大阪市生野区林寺3-4-4
アクセス:JR大阪環状線 寺田町駅から徒歩約14分
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大阪には、長い歴史を持つ老舗の商いが数多く存在します。これらの老舗は、長年地元の人々に愛され、大阪の文化を支え、今も誰かの日常を支えている商いがあります。変わること、変えないこと、その両方を見極めながら、「ほんまもん」の価値を静かに守り続ける老舗たち。この特集では、大阪各地に根づく、ジャンルを問わない老舗を訪ねます。

大阪市内は「ミナミ」と呼ばれる難波・心斎橋周辺と、「キタ」と呼ばれる梅田周辺が、最も賑わう2大繁華街。夕刻が近づくとあちこちで明るいネオンがまたたき、「大阪の夜はこれからやで~」と呼び掛けてくれる。どこも激戦区なのでそれぞれに個性的な趣向を凝らしたスポットが目白押しなので、気に入ったお店へ足を運んでみてくださいね。

大阪と京都の県境に位置する北摂・三島は、日本史のターニングポイントと深くかかわる足跡を数多く残しています。平安後期から鎌倉を経て南北朝時代まで、それは貴族から武士へ、朝廷から幕府へと権力が大きくシフトする時代を象徴する場所でもありました。その時代に重要な役割を果たした後鳥羽上皇や楠木正成にまつわる史跡はドラマティックで特に興味深いものです。歴史のタイムトンネルをくぐって、隠れた名所を訪れてみませんか?

普段は何気なく通り過ぎてしまいがちな、道端のマンホール。フタにその町を象徴するシンボルや名所、キャラクター、アートなどを描いたり、いくつものデザインや色違いを制作している自治体も。そんなデザインマンホールのフタの写真やデザインの由来などが載ったコレクションカード「マンホールカード」は、府内だけで50種類以上配布中。小さな円にぎゅっと詰まった物語を見て、感じて、味わって!

大阪市に隣接する門真と守口。大阪の産業を支える東大阪工業地帯の中心地区ともいわれ、パナソニックグループをはじめ、さまざまな企業の本社や工場が集まる、ものづくりの街です。さらに、近年注目される「クールジャパン」のコンテンツのひとつであるフィギュアメーカー・海洋堂も本社を構えています。まさに色々な分野のものづくり文化が発信される下町へ、少し足を伸ばしてみませんか。

まるでそこだけ時が止まっているかのように、往時の姿を留めるレトロ建築。近代的な建物が建ち並ぶ大阪にも、そんなレトロ建築がそこかしこに残っています。店舗やオフィスなどとして今なお使われ続けている建物の中には、文化財に指定されたものも。施された美と技、漂う風格、そして刻まれた歴史を愛でに、出かけてみませんか。

銀杏や藤、瓢箪に桜など、花と緑に親しめる場所の多い大阪。その中でも、植物そのものに歴史やストーリーがあったり、古くから人々に大切に育てられている草花も少なくありません。季節を感じ自然に親しむ、歴史を散歩に出かけませんか?

うどんといえば香川のイメージが強いですが、大阪人もうどんが大好き!甘いお揚げがのった「きつねうどん」や、“油かす”といわれる牛ホルモンをトッピングした「かすうどん」など、名物うどんがたくさんあります。讃岐うどんとは一味違う、大阪のおうどん。ぜひ味わってみてください。

交野近辺は万葉集の時代から「交野ケ原」と呼ばれて数々の歌に詠まれ、愛されてきました。その後も風光明媚な自然や神聖な山岳の修行場を求めて、人々が行き交い、多くの不思議な伝説が生まれ、今も語り継がれています。今回は、交野のシンボルともいえる「交野山(こうのさん)」を中心に、その魅力に迫ります。一気に山頂を目指すもよし、山中の自然を満喫するもよし、まずはぜひ足を運んでみてください。

飛鳥時代に聖徳太子が建立した寺社や、江戸時代に大人気だったレジャースポット・新清水、今なお昭和の風情を色濃く残す阪和商店街など、いろいろな時代を体感できる・天王寺。四天王寺の縁日には骨董市も開かれ、より一層賑わいます。不思議な魅力あふれる路地裏まで足を伸ばして、1日タイムスリップしてみませんか?

大阪と京都のちょうど真ん中あたりに位置する高槻市。造り酒屋や社寺、宿場町として栄えた面影を残したエリアです。そんな北摂随一の昔町を、ゆっくりのんびりと歩きながら、歴史に思いを馳せてみませんか。

阪堺電車は、浪花のシンボル、通天閣とあべのハルカスの足元にある2つの始発駅から出発する路面電車。まっすぐ南下して、住吉大社の手前で一筋になり、ゆっくりと大和川を渡れば、歴史・文化の宝庫、堺です。気の向くままに途中下車して、江戸の風情、明治モダン、大正ロマンを満喫してください。

直径36mmの消印の中に名所や名物がギュッと描かれた「風景印」。旅先から友人へ、旅の思い出をしたためて自宅へ、こんなスタンプが押されたはがきが届くと、きっと楽しい気分になるはず。住吉なら太鼓橋に阪堺電車、東大阪なら花園ラグビー場などなど、郷土愛たっぷりの素敵な風景印の世界を覗いてみませんか?

和泉という地名は、伝説の女王 神功皇后が立ち寄った際、いきなり泉が湧き出したことに由来するそう。古代から稲作と祭礼が営まれ、数々の伝説を生み、中世以降は熊野詣、伊勢詣の参詣道としても栄え、綿織物、ガラス玉など製造も盛んになります。そして現在も豊かに湧き続ける文化の泉に触れてみませんか?









