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街道も線路も続くよ 京阪電車とともに栄えた枚方

Repos de midi(ルポデミディ) 昔なつかしい店構えと商品が魅力の雑貨店

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街道も線路も続くよ 京阪電車とともに栄えた枚方

Repos de midi(ルポデミディ) 昔なつかしい店構えと商品が魅力の雑貨店

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かつては、宿やさまざまな商店が立ち並んだ枚方宿。現在は、それらの商店の建物をリノベーションしたお店がオープンし始めてるねん。枚方公園駅から京街道へと歩みを進めると、木造でぬくもりがありつつも、どこかスタイリッシュな表向きの古民家が。ここが「Repos de midi(ルポデミディ)」で、2007年に明治元年築の古民家を改装した、カフェと雑貨のお店としてオープンしてん。3年後に姉妹店「草々徒(そうそう)」がオープンし、現在カフェやランチはそちらで楽しめるように。

暖簾のかかる戸をくぐると、解放感たっぷりの店内が広がり、あちこちに雑貨や洋服がディスプレイされる様子が目に飛び込んでくる。雑貨でいうと、信楽や伊賀の陶器や台所道具など暮らしに密接に関わるもの、洋服では遠州織や久留米絣など日本各地の伝統的な織物や染物の手法によるものを販売。永く使い続けられるものや、昔ながらの暮らしの大切さを感じられるものを受け継いでいきたいという思いのもとセレクトされたアイテムは、自然と縁がつながった作家によるものなんや。

フランス語で「昼休み」という意味の「Repos de midi」。その店名の由来は、オーナーが仕事に追われる日々の中、田舎でひと休みした経験から。昔なつかしいものや風景で日々の疲れをリセットできると実感したことが、お店を始めるきっかけになったんやて。そんなお店に訪れるのは、かつて台所に並んでいたレトロなものに惹かれる客や、自分らしくいられる洋服を求める客など。消費よりも愛着を大事に、そんな暮らしを始めるヒントが見つかるかもな。※これは2023年10月現在の情報です。(O. A)

住所:枚方市堤町10-12、TEL:072-843-1525
アクセス:京阪本線枚方公園駅から徒歩約3分、営業時間:11:00~17:00、土・日曜 12:00~17:00、定休日:月・火曜日(祝日の場合は営業)
https://www.repos-de.com/

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