マイブックス古書店は、創業50年以上の古本屋。現在は関西大学前の店舗とこのお店の2店舗のみだが、一時は北海道などさまざまな地域に20店舗まで拡大し、大規模展開をした人気店だった。


元々は今と違う場所に店舗はあったが、店主の木村さんの息子が亡くなったことをきっかけに、2階で手塚治虫資料展示室をできるこの場所に移転した。家族が手塚治虫のファンで、家の中には息子さんがコレクションした漫画がたくさんあった。遺品を整理するなかで「このまま眠らせておくのは忍びない。多くの人に届けたい…」という思いが芽生え、展示を決意したのだ。


店内に足を踏み入れると、そこには大量の本が。本の一部は縦積みになり、特に2階へと上る階段は”本の壁”とも称されるほど、本で埋め尽くされている。「もともとは置き場所に困った末の産物なんです」と木村さんは語るが、今ではこの店のシンボル的なものとなっている。

本以外にも、新聞やおもちゃなど、さまざまなものが並ぶ。店主の木村さんでさえすべての商品を把握できていないらしく、在庫を整理していると「こんな商品あったのか」と驚くことがあるという。お客さんも、そんな宝探し感覚で商品を探せるのがこの店の魅力だ。


お店のマスコット的な存在でもある店頭のアトム人形や手塚治虫直筆のサイン、1985年の阪神優勝時の新聞、歴代の週刊誌など、ファン垂涎の品々も販売中。2階には、大量の本の影に隠れて、手塚治虫関連の展示もある。見どころがありすぎて何時間でも過ごせてしまう、マイブックス古書店。昭和の空気をまとった店内で、懐かしの記憶を呼び起こしてほしい。※2026年5月時点の情報です。(R.N)
- 住所:豊中市中桜塚1-2-9
- アクセス:阪急宝塚本線「岡町」駅から徒歩約2分
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