「いくのパーク」(正式名称:いくのコーライズパーク)は、約100年の歴史がある御幸森小学校を利用した複合施設。建物やグラウンドをはじめ、中の教室もほぼ当時の姿のまま残っている。

もともと御幸森小学校は、世界各国の文化を学ぶ多文化共生教育に尽力していた小学校。在日韓国人の児童が、韓国の言語・文化・歴史などを学べる民族学級を設置し、2012年には大阪市初のユネスコスクールに認定されたという。

そんな背景と、施設のある生野区の外国人住民比率が全国1位でもあることから、「いくのパーク」が掲げる運営テーマは、多文化共生。地域住民が気軽に利用できる図書館や保育園のほか、飲食店や美術教室、スポーツ教室などが常設される。ほかにも、世界各国のグルメが揃うイベント「いくの万国夜市」も見逃せない。

子どもたちのための小学校から、老若男女がさまざまな楽しみ方、過ごし方ができる憩いの場と生まれ変わった「いくのパーク」。校内を歩いて、教室をのぞいて、懐かしい気持ちにひたってみては。※これは2025年3月時点の情報です。(R.N)

住所:大阪市生野区桃谷5-5-37
アクセス:JR環状線「桃谷駅」から徒歩約15分
https://ikuno-park.jp/

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