日本は酸性の土壌が多いから人骨が見つかることはめったにない。でも森の宮遺跡では、縄文～弥生時代にかけての人骨が20体以上見つかってるんや。なんでこんな見つかるのかというと、貝塚に捨てられたカキやシジミの殻から溶け出したカルシウムによって、アルカリ性の土壌に変化したことでほぼ元の形を保ったからなんやって。骨からは身長や年齢、妊娠歴なんかが分かるんやけど、発掘された人骨を基に再現された人物は「マダムモリコ」と名付けられているで。※2023年7月時点の情報です。
- 住所：大阪市中央区森ノ宮中央1丁目17
- アクセス：OsakaMetro中央線森ノ宮駅から徒歩1分/大阪環状線JR森ノ宮駅から徒歩1分
