大阪環状線 各駅停車graffiti

天満駅 日本一の商店街と天神祭の玄関口

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天満駅 日本一の商店街と天神祭の玄関口

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天満駅の「天満」は、大阪天満宮に由来する。天満宮の敷地には元々、孝徳天皇が難波(なにわ)に都を移した際に創建した大将軍社(たいしょうぐんしゃ)があり、九州・大宰府に出発する菅原道真公が旅の無事を願って立ち寄ったとされる。後の949年、村上天皇がそこを天満宮として道真公を祀ったのが始まりである。また、駅と交わる天神橋筋商店街は、天満宮への参道として栄え、現在も日本一長い商店街と言われる。そして何と言っても、天満は日本の三大祭り「天神祭」が行われるエリアでもある。祭りの季節になると商店街を神輿が練り歩き、近くの大川(おおかわ)では100艘もの船が行き交う伝統神事「船渡御(ふなとぎょ)」が行われ、奉納花火が華やかに打ち上がる。その玄関口となる天満駅の歴史も古く、大阪鉄道、関西鉄道、国鉄、JRと事業者が変わりながら130年続く。駅を降りてすぐの賑やかな商店街を気ままに散歩するのが楽しい。夏は祭りの風情を感じながら大川まで足を延ばしてみるのも味わい深い。※これは2025年3月現在の情報です。(G.I)

■Information
開業日:1895年(明治28年)10月17日
乗降客数:24,563人(2023年度)
駅シンボルフラワー:梅の花

住所:大阪市北区錦町1-20
アクセス:JR大阪環状線天満駅

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