職種の垣根を越えて、先祖代々同じ商売を守り継ぐ「大阪老舗」

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神宗 淀屋橋センタービル 江戸の街並み「神宗」

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職種の垣根を越えて、先祖代々同じ商売を守り継ぐ「大阪老舗」

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神宗 淀屋橋センタービル 江戸の街並み「神宗」

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淀屋橋センタービルの1階には、塩昆布など上方の味を扱う「神宗」が手がける店舗がある。その店内に、1781年(天明元年)の創業当時の街並みが再現されている。北前船の時代、大坂・靭(うつぼ)に海産物問屋(三町問屋)を構えたことから始まった「神宗」。

外から見ると分からないが、大きなガラスの向こうには、時代劇に出てきそうな江戸時代の商家や町屋を思わせる造りが広がっている。現代的な高層ビルの中にあるのに不思議とミスマッチになっていない。

内装には、格子戸、漆喰壁など、和のレトロデザインが丁寧に再現され、古き良き大阪商人の街「船場(せんば)」文化の香りを色濃く残している。照明も間接照明中心で、古い喫茶店のような柔らかな明るさ。

この空間で、本格的なだしで味わう「にゅうめん」や「塩昆布の煮汁を使ったソフトクリーム」など、昆布の老舗を感じるメニューがいただける。

販売されている商品(昆布や佃煮など)のパッケージも、昔ながらの紙包みや和紙ラベルで仕上げられており、レトロ可愛いと評判だ。

レトロ好きな人、和の雰囲気に癒されたい人、大阪の歴史や食文化に触れたい人、さらに写真映えするカフェスポットを探している人にも勧めたいスポットだ。(かの)

神宗 淀屋橋本店 だしCAFE & MUSEUM
住所:大阪市中央区高麗橋3丁目4番10号(淀屋橋センタービル1階)
アクセス:Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋駅」8番出口から徒歩2~3分
https://kansou.co.jp/store/60/

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