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源氏の滝に向かう山道を歩いていると、左手に大きな石が見えるはずや。この石にも言い伝えがあるんやで。昔、この辺に暮らしていた源氏姫と梅千代が、ある日、山賊の手下にさらわれて、梅千代は恐怖のあまり死んでしまう。山賊の女頭は、手下から報告を聞くと顔色を変えて二人を連れてくるように命じた。源氏姫は、女頭が梅千代を見て悲しむ様子を不審に思いながらも「弟の仇」と短刀でその胸を刺す。女頭は息絶える間際に、実は二人が生き別れた自分の子どもであると打ち明ける。絶望した源氏姫は近くの滝に身を投げ、それから夜になると石が泣く声が聞こえるという。悲しい伝説やけど、三人が天国で手を取り合うことを祈るばかりやね。※これは2023年3月現在の情報です。

住所:交野市東倉治1-27
アクセス:JR学研都市線津田駅から徒歩約28分

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