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浪花の美味を詰め込んで
行楽弁当
PICNIC LUNCH

ふたを開けると、彩よくおかずが並んでいるお弁当。そこに、歴史や懐かしさも詰まっています。大阪の寿司を代表する「箱寿司」は、その昔、船場の旦那衆が手土産に重宝したとか。芝居小屋で役者が幕間に食べた「幕の内」。そしてロングセラーの「駅弁」…。今も昔も変わらず、大阪で愛されているお弁当をご紹介します。
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小鯛や焼穴子、海老や玉子が彩りよく並ぶ箱寿司。焼穴子をほおばってみると、香ばしい穴子とタレの甘さ、寿司飯の酢加減が何とも絶妙な味わい。きっと数多くの美食家を唸らせてきたんやろな。天保12年(1841年)、吉野屋がここ淡路町で寿司屋を始め、3代目の時にこの箱寿司を考案したそうや。その技と心意気を受け継ぐ7代目の橋本卓児さんは、「折箱にすき間なく詰められているこの形こそ、『寿司詰め』の語源ですわ」と教えてくれる。明治・大正と船場の旦那衆が手土産に重宝したという大阪の味は、今も変わらず粋で贅沢やなぁ。※これは2023年4月の情報です。
住所:大阪市中央区淡路町3-4-14
アクセス:OsakaMetro淀屋橋駅から徒歩約3分
https://www.yoshino-sushi.co.jp/
「網焼ビフテキ 小松屋」は、昭和6年に大阪で創業。その頃からビフテキを提供している。「よくステーキと言われますが、正しくはビーフステーキ、ビフテキなんです」と教えてくれる3代目の沢田昌宏さん。コロナ禍で持ち帰りを始めたそうで、中でも「特選ヒレ肉網焼ビフテキ弁当」は、ディナーで提供するヒレ肉を使っている最高級の弁当なんやって。蓋を開けた途端、ビーフの香りがふわーっと広がり、ほおばるとほんまに柔らかい。独り占めしたくなるほど旨いんや。※これは2023年3月の情報です。
住所:大阪市北区曽根崎新地1-11-20
アクセス:JR北新地駅11-43番出口からすぐ、OsakaMetro淀屋橋駅・JR大阪駅から徒歩約7分
https://komatsuya.owst.jp/
お弁当言うたら、幕の内弁当は外せへん。こちらの「元祖幕の内」を作っているのは、道頓堀の久左衛門町で明治35年に創業した「かなたに」。その昔、道頓堀に連なっていた芝居小屋で、役者が幕間に食べたから「幕の内」と呼ばれたという説もあるんや。「明治の頃は、大阪湾でなんぼでも魚が穫れたから、焼魚や練もんが多かった」と4代目の金谷直樹さんが先代のエピソードを語る。俵型のご飯に、紅鮭の塩焼き、里芋田楽など甘いもん辛いもんが多彩に詰められた幕の内弁当。戦後に加わったカレー風味のコロッケは、パンチのある名脇役といったところか。※これは2023年4月の情報です。
住所:<大阪タカシマヤ 地下1階>大阪市中央区難波5-1-5
アクセス:OsakaMetroなんば駅・近鉄大阪難波駅・南海なんば駅から徒歩約1分
https://www.kanatani.jp/
大阪で65年以上営まれている中華料理の「敦煌」。人気の「エビから弁当」もええけど、ちょっと豪華な中華弁当もぜひ食べてみてや。金色の蓋を開けると、中には四川麻婆豆腐、ユーリンチ、炒飯などがたっぷり入っている。四川麻婆豆腐は、味噌ベースに四川山椒と7種の辛味が織りなす味わいで、後から風味がジワリと押し寄せる。この味の長年のファンも多いんや。中華弁当を手に入れたなら、外に出かけてみよか。街の景色を眺めながら味わうと、なぜかおいしさも増してくるんや。※これは2023年3月の情報です。
住所:大阪市北区曽根崎新地2-2-16関電不動産西梅田ビルB2
アクセス:JR東西線北新地駅・OsakaMetro西梅田駅から徒歩約1分、JR大阪駅から徒歩約8分
https://tonkou-chuka.com/
ここは、JR新大阪駅の新幹線の駅構内にある「洋食YOKOO 大阪のれんめぐり 新大阪店」。テイクアウトの一つ「ミックスサンド」は、牛カツ×たまごの名コンビや。6枚切りの食パンからはみ出るほどボリューム感のある牛カツサンド。相方は、トリュフ香るソースを付けたたまごサンド。どちらも食べ応え抜群や。「店内で出来たても味わえますよ」と同店の吉永輝明さん。持ち帰るつもりやったけど、イートインも気になってきたわ。※これは2023年4月の情報です。
住所:大阪市淀川区西中島5-16-1 JR新大阪駅新幹線改札内3F
アクセス:JR新大阪駅すぐ
https://www.restaurant-yokoo.jp/
寿司飯とだしをたっぷり含んだ揚げ。老若男女から愛される名コンビは、行楽弁当に欠かせない。「むろや」の「一口いなり」は、柚子を使った合わせ酢が効いた、ほんまに一口サイズ。3つ、4つ、いや10個でもぺろりといけるから、食べ過ぎてしまう。一方、揚げの上に赤い梅がちょんとのるのは「わさびと梅のいなり」。握り寿司のようにわさびを忍ばせているので、食べるとツーンときて、後から酸っぱさがキュンとくる。この刺激がクセになって、つい手も止まらなくなるわ。※これは2023年3月の情報です。
住所:大阪市西区南堀江2-1-17エーデルブルグ1階
アクセス:OsakaMetro四ツ橋駅・西大橋駅から徒歩約5分
https://muroya-inari.com/
メシはボリュームがあってなんぼやろ。そんなガッツリ食べたい派におすすめしたいのが、この「特製キンパ弁当」や。創業61年の「炭火焼肉 海老洲」は、地元で愛され続けている焼肉店。秘伝のタレやキムチなど、祖母のレシピを受け継ぐ3代目が、このお弁当を開発したそうや。醤油風味の芳醇なタレが絡まる和牛薄切りカルビ、さらに、甘辛いすき焼きも入っとる。そして、メインのキンパは7つもあるけど、野菜が多くてペロリと食べてしまえるんや。肉も野菜も入ったバランスのいいお弁当に、実は女性ファンも多いんやって!※これは2023年4月の情報です。
住所:大阪市福島区海老江2-9-15
アクセス:阪神・OsakaMetro野田駅から徒歩約5分
http://www.yakinikuebisu.net/
昭和初期、駅のホームにはお茶や弁当を販売する「立売」と呼ばれるプロがおって、鉄道の旅を支えていたんや。明治21年に大阪駅で水あめの販売から始まった「水了軒」も、昭和の駅弁全盛期に活躍。その後、昭和50年に発売した「八角弁当」が大ヒットし、今でも看板弁当や。八角形の折り箱に、割烹で味わうような丁寧に仕込まれた料理が、行儀よく詰まっとる。新大阪駅では「八角弁当」とビールを手に新幹線へ乗り込む姿があるほど、今も旅人の心をつかんで離さないんや。※これは2023年3月の情報です。
住所:大阪市淀川区野中北1-16-16
アクセス:阪急十三駅から徒歩約10分
http://www.suiryoken.co.jp/
「プチルポ」は、手軽なスタイルでフレンチを味わい、テイクアウトができる店なんや。今日テイクアウトしたのは、フレンチシェフの作るサルシッチャという巨大なソーセージを挟んだもの。パンからはみ出んばかりのボリュームに驚くやろ。店内で味わうのもええけど、せっかくやから目の前にある公園へ行ってみよか。ベンチに座って、人目を気にせずほおばれば、ポークの旨みと爽やかなハーブがふわっと口に広がる。店名の「プチルポ」は、フランス語で「小さな休憩」のこと。フレンチのエスプリが漂う味で、ひと息入れるのもええで! ※これは2023年6月の情報です。
住所:大阪市西区京町堀1-15-8 NICE京町堀1F
アクセス:Osaka Metro・肥後橋駅から徒歩約7分
https://www.instagram.com/petit.repos_osaka/
世界共通のテイクアウト、メニューにハンバーガーがある。こちら「Craft Burger co.(クラフトバーガー)」オーナーのミキ・アゴスティネリさんは「世界に誇れる日本のビーフを多くの人に味わってもらいたい」と、ハンバーガー店でその思いを実現したんや。パティは国産牛のみ、つなぎは一切なし。さらに、毎朝仕入れる新鮮な野菜とパンを使って手づくりにこだわっている。レギュラーサイズは直径10センチもあるビッグサイズ。大きな口を開けてかぶりつくと、まるでステーキのようにジューシーで、芳醇な肉汁があふれ出す。おいしいですよ、と手渡してくれるスタッフの笑顔もええな!※これは2023年6月の情報です。
住所:大阪市西区北堀江1-6-12
アクセス:OsakaMetro・四ツ橋駅から徒歩約2分
https://craftburger.jp/
日本人は白飯(しろめし)の味にこだわりが強い。せやから、お弁当のご飯にも期待がかかる。そこで訪れておきたいのが、家電メーカー・象印マホービンが営む「象印銀白弁当」。なんと、高級炊飯ジャー「炎舞炊き」で炊き上げるこだわりのご飯を詰めてくれるんや。その一つ「但馬牛弁当~ごはんのお供添え~」は、上に和のおかず、下にご飯、プラス、お供の二段重ね。箸で軽~くほぐれるみずみずしいご飯とともに、甘辛く炊いた但馬牛をほおばれば、箸がぐんぐん進む。明太子、のり佃煮、梅干しの揃い踏みに圧倒され、気が付けばご飯を完食。白飯のおいしさに、大満足!※これは2023年6月の情報です。
住所:大阪市淀川区西中島5-16-1(新大阪駅3階)エキマルシェ新大阪ソトエ
アクセス:JR・新大阪駅東改札口を出てすぐ
https://www.zojirushi-ginpakubento.com/ginpaku/
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大阪には、長い歴史を持つ老舗の商いが数多く存在します。これらの老舗は、長年地元の人々に愛され、大阪の文化を支え、今も誰かの日常を支えている商いがあります。変わること、変えないこと、その両方を見極めながら、「ほんまもん」の価値を静かに守り続ける老舗たち。この特集では、大阪各地に根づく、ジャンルを問わない老舗を訪ねます。

大阪市内は「ミナミ」と呼ばれる難波・心斎橋周辺と、「キタ」と呼ばれる梅田周辺が、最も賑わう2大繁華街。夕刻が近づくとあちこちで明るいネオンがまたたき、「大阪の夜はこれからやで~」と呼び掛けてくれる。どこも激戦区なのでそれぞれに個性的な趣向を凝らしたスポットが目白押しなので、気に入ったお店へ足を運んでみてくださいね。

大阪と京都の県境に位置する北摂・三島は、日本史のターニングポイントと深くかかわる足跡を数多く残しています。平安後期から鎌倉を経て南北朝時代まで、それは貴族から武士へ、朝廷から幕府へと権力が大きくシフトする時代を象徴する場所でもありました。その時代に重要な役割を果たした後鳥羽上皇や楠木正成にまつわる史跡はドラマティックで特に興味深いものです。歴史のタイムトンネルをくぐって、隠れた名所を訪れてみませんか?

普段は何気なく通り過ぎてしまいがちな、道端のマンホール。フタにその町を象徴するシンボルや名所、キャラクター、アートなどを描いたり、いくつものデザインや色違いを制作している自治体も。そんなデザインマンホールのフタの写真やデザインの由来などが載ったコレクションカード「マンホールカード」は、府内だけで50種類以上配布中。小さな円にぎゅっと詰まった物語を見て、感じて、味わって!

大阪市に隣接する門真と守口。大阪の産業を支える東大阪工業地帯の中心地区ともいわれ、パナソニックグループをはじめ、さまざまな企業の本社や工場が集まる、ものづくりの街です。さらに、近年注目される「クールジャパン」のコンテンツのひとつであるフィギュアメーカー・海洋堂も本社を構えています。まさに色々な分野のものづくり文化が発信される下町へ、少し足を伸ばしてみませんか。

まるでそこだけ時が止まっているかのように、往時の姿を留めるレトロ建築。近代的な建物が建ち並ぶ大阪にも、そんなレトロ建築がそこかしこに残っています。店舗やオフィスなどとして今なお使われ続けている建物の中には、文化財に指定されたものも。施された美と技、漂う風格、そして刻まれた歴史を愛でに、出かけてみませんか。

銀杏や藤、瓢箪に桜など、花と緑に親しめる場所の多い大阪。その中でも、植物そのものに歴史やストーリーがあったり、古くから人々に大切に育てられている草花も少なくありません。季節を感じ自然に親しむ、歴史を散歩に出かけませんか?

うどんといえば香川のイメージが強いですが、大阪人もうどんが大好き!甘いお揚げがのった「きつねうどん」や、“油かす”といわれる牛ホルモンをトッピングした「かすうどん」など、名物うどんがたくさんあります。讃岐うどんとは一味違う、大阪のおうどん。ぜひ味わってみてください。

交野近辺は万葉集の時代から「交野ケ原」と呼ばれて数々の歌に詠まれ、愛されてきました。その後も風光明媚な自然や神聖な山岳の修行場を求めて、人々が行き交い、多くの不思議な伝説が生まれ、今も語り継がれています。今回は、交野のシンボルともいえる「交野山(こうのさん)」を中心に、その魅力に迫ります。一気に山頂を目指すもよし、山中の自然を満喫するもよし、まずはぜひ足を運んでみてください。

飛鳥時代に聖徳太子が建立した寺社や、江戸時代に大人気だったレジャースポット・新清水、今なお昭和の風情を色濃く残す阪和商店街など、いろいろな時代を体感できる・天王寺。四天王寺の縁日には骨董市も開かれ、より一層賑わいます。不思議な魅力あふれる路地裏まで足を伸ばして、1日タイムスリップしてみませんか?

大阪と京都のちょうど真ん中あたりに位置する高槻市。造り酒屋や社寺、宿場町として栄えた面影を残したエリアです。そんな北摂随一の昔町を、ゆっくりのんびりと歩きながら、歴史に思いを馳せてみませんか。

阪堺電車は、浪花のシンボル、通天閣とあべのハルカスの足元にある2つの始発駅から出発する路面電車。まっすぐ南下して、住吉大社の手前で一筋になり、ゆっくりと大和川を渡れば、歴史・文化の宝庫、堺です。気の向くままに途中下車して、江戸の風情、明治モダン、大正ロマンを満喫してください。

直径36mmの消印の中に名所や名物がギュッと描かれた「風景印」。旅先から友人へ、旅の思い出をしたためて自宅へ、こんなスタンプが押されたはがきが届くと、きっと楽しい気分になるはず。住吉なら太鼓橋に阪堺電車、東大阪なら花園ラグビー場などなど、郷土愛たっぷりの素敵な風景印の世界を覗いてみませんか?

和泉という地名は、伝説の女王 神功皇后が立ち寄った際、いきなり泉が湧き出したことに由来するそう。古代から稲作と祭礼が営まれ、数々の伝説を生み、中世以降は熊野詣、伊勢詣の参詣道としても栄え、綿織物、ガラス玉など製造も盛んになります。そして現在も豊かに湧き続ける文化の泉に触れてみませんか?











