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美と技を愛でるレトロ建築

泉布観 新時代の到来を印象づけた、優美な姿のまま。北区「泉布観」

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美と技を愛でるレトロ建築

泉布観 新時代の到来を印象づけた、優美な姿のまま。北区「泉布観」

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明治時代に入るとすぐ、新しい時代を象徴するかのように大阪市の東部・大川のほとりに造幣局の建設が始まった。泉布観(せんぷかん)は、1871(明治4)年造幣局の応接所として建てられた大阪府に現存する最古の洋館。煉瓦と石でできているが、白の漆喰壁に緑色の木製窓、ピンク色のバルコニーの手すりが軽やかで華やかな印象。新しい日本とその貨幣を内外に示す場所として、天皇・皇族の宿所、そして迎賓館の役割を果たしたそうや。今は大役から解放されて、毛馬桜之宮公園(けまさくらのみやこうえん)・泉布観地区に静かに佇んでいる。前に立って眺めていると、玄関前の車寄せに要人を乗せた馬車が、入って来そうな気がするなぁ。 ※これは2022年10月の情報です。

住所:大阪市北区天満橋1-1-1
アクセス:大阪シティバス「桜の宮橋」バス停すぐ Osaka Metro南森町駅3号出口から東へ約1キロメートル

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