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大和川×柏原
川と紡ぐ町の歴史
KASHIWARA

奈良県に始まり大阪府を横断し、大阪湾に流れ込む大和川。今の形になったのは江戸時代で、現在の柏原市で付け替え工事が行われました。 なぜ大和川は付け替えられたのか、周囲にはどんな暮らしや出来事があったのか。古くは古墳時代から、江戸時代を経て現代にいたるまで、大和川と共に歩んできた町の歴史をたどります。
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柏原市役所の真ん前をとうとうと流れる大和川。東から西へ、大阪湾に向かうこの流れは、江戸時代の付け替え工事でできたものなんや。それまでは南から北へ、大阪府を縦断するように流れてたんやって。河川敷は芝生広場になってて、天気がいいと水面がきらきら光って、空もぱーっと広くて、めっちゃ気持ちいいで!散歩やジョギング、レジャーシートを広げてお弁当を食べるのもええなあ。ところどころにベンチが置いてある以外は、さえぎるもんが何もないから、子どもは駆け回り放題の遊び放題や。大雨なんかの後は川の水かさが増すから、それだけは気ぃつけてな。※これは2023年6月現在の情報です
住所:柏原市安堂町1番地先
アクセス:近鉄大阪線安堂駅から徒歩約5分、近鉄道明寺線柏原南口駅から徒歩約7分、JR大和路線柏原駅から徒歩約17分
http://www.city.kashiwara.osaka.jp/docs/2014072200037/index.html.r
大和川は昔、たびたび洪水を起こす暴れん坊やった。このままでは暮らしていけんと、農民たちが付け替え工事を幕府に嘆願したのが江戸時代の初め、1659年ごろのこと。でも、土地が川底に沈むと反対する村もあるし、幕府もかなり腰が重い。嘆願書をなんど出しても動いてくれへんから、農民たちもあきらめぎみやった。ところが急転直下、最初の嘆願から約45年が経った1703年に、付け替え工事の実施が決まったんや。昔やから機械なんてないけど、測量技術は今とほぼ同レベル。無駄のない計画でどんどん作業を進めて、たった8ヵ月程度で工事を完成させたんやからすごいよなあ。「柏原市立歴史資料館」に行ったら、こうした大和川の歴史がよくわかるで。※これは2023年6月現在の情報です
住所:柏原市高井田1598-1
アクセス:JR大和路線高井田駅から徒歩約5分、近鉄大阪線河内国分駅から徒歩約15分
http://www.city.kashiwara.osaka.jp/docs/2014081900065/
中甚兵衛は、大和川の付け替え運動の中心人物。新しい大和川をつくった立役者……と言われてたんやけど、最近の研究で、中甚兵衛ひとりのがんばりで付け替えが実現したわけやない、ということがわかってきたんや。運動の中心やったことは間違いないんやけど、最初の嘆願から実現まで約45年もかかったんやから、ずっとひとりでがんばるのはそりゃ大変やわなあ。付け替え工事の実施が決まったんも、農民の訴えが通ったというよりは、幕府の政治的判断があったんちゃうかって話や。大人の世界は、今も昔もややこしいな。工事が始まったとき、中甚兵衛は66歳。老骨に鞭打って現場に立った時、どんな思いで大和川を見たんやろうか。※これは2023年6月現在の情報です
住所:柏原市高井田1598-1
アクセス:JR大和路線高井田駅から徒歩約5分、近鉄大阪線河内国分駅から徒歩約15分
http://www.city.kashiwara.osaka.jp/docs/2014081900065/
大阪で古墳と言ったら百舌鳥・古市古墳群が有名やけど、柏原にも古墳が多いって知っとった?その数は、確認されているだけでも約1400基。ほんまは2000基くらいあるかもしれん。古墳の数は、大阪府下で一位なんやで。そのひとつ「高井田山古墳」は、史跡高井田横穴公園の一番高いところにある、5世紀後半につくられたと見られる円墳。百済の影響が色濃いつくりで、副葬品もずいぶん豪華やから、百済の王族が埋葬されたと考えられるんやって。副葬品のひのしは、学芸員さんが「柏原の宝」と言うほど貴重な一品。柏原市立歴史資料館で本物が見られるで! ※これは2023年6月現在の情報です
住所:柏原市高井田1598-1
アクセス:JR大和路線高井田駅から徒歩約2分、近鉄大阪線河内国分駅から徒歩約10分
http://www.city.kashiwara.osaka.jp/docs/2014090900018/
高井田山古墳がある小高い山には、6・7世紀につくられた「横穴」と呼ばれるお墓がたくさんあるんや。その数なんと160基! 発掘したら200基くらいはあるかもしれんのやって。横穴は山肌を掘って作られていて、ひとつの横穴に3人程度が埋葬されていたそうや。例えて言うなら、横穴は○○家のお墓、お墓がたくさん集まったこの山は郊外の霊園ってところやね。壁に人や船、植物などの線画が刻まれている横穴もあるんやけど、古墳時代に描かれた祈りのための壁画もあれば、新しい時代のラクガキもあるとのこと。5名以上で事前に申し込めば横穴の中にも入れるから、ぜひ古代の空気を感じてみて。※これは2023年6月現在の情報です
住所:柏原市高井田1598-1
アクセス:JR大和路線高井田駅から徒歩約2分、近鉄大阪線河内国分駅から徒歩約10分
http://www.city.kashiwara.osaka.jp/docs/2014090900018/
住宅街の中にある玉手山公園は、バラエティ豊かな遊具と緑がいっぱい。春は桜、秋は紅葉が楽しめるので、ピクニック気分で出かけるのもええね。実はこの玉手山、大坂夏の陣の火ぶたが切られた場所。園内のほぼ頂上にある「歴史の丘」には、豊臣方の武将・後藤又兵衛基次の碑が建ってるんや。時が流れて明治時代には、鉄道会社が遊園地をオープン。平成10年に閉園したけど、当時の掲示物なんかが「展示館」で見られるで。今の玉手山公園になったのは平成11年。園内をのんびり歩きながら、土地の歴史に思いをはせるのもええもんやで。※これは2023年6月現在の情報です
住所:柏原市玉手町7-1
アクセス:近鉄南大阪線道明寺駅から徒歩約15分、近鉄大阪線河内国分駅から徒歩約20分
http://www.city.kashiwara.osaka.jp/docs/2014072300010/
亀の瀬は柏原市の東部、大阪と奈良の府県境に位置する場所。昔から交通の要衝で、大和川に沿って「龍田古道」という山越えの道が通っとった。でも一方で、しょっちゅう地すべりが起こる危険な場所として恐れられてきたんや。万葉集にも詠まれてるっていうんやから、歴史の長さも危なさもえらいもんや。昭和に入ってからも、地すべりで鉄道のトンネルが崩壊する災害があったんやって。そのトンネルが今、プロジェクションマッピングの舞台になってるんや。なんでもすっかり壊れたと思われてたのに、一部が綺麗な状態で見つかったとか。レンガ造りのレトロなトンネルの中を、現代の技術が彩る。昔と今のマリアージュやね。要予約やからホームページをチェックしてな。※これは2023年6月現在の情報です
住所:大阪府柏原市大字峠
アクセス:JR大和路線河内堅上駅から徒歩約20分
https://kamenose.jp/news/1467.html
柏原でのブドウ栽培の歴史は古く、江戸時代の中頃まで遡るそうな。カタシモワイナリーの始まりは、特にブドウ栽培が盛んだった明治初期。ブドウ農家から始まり、大正時代からブドウ酒を作り続けてきたんやって。ワイナリーツアー(有料・要予約)では、工場見学はもちろん、山の斜面に広がるブドウ畑も案内してくれるで。種類による味の違いやブドウ栽培の歴史など、いろんな話が聞けて楽しい。試飲もツアーのお楽しみ!たこ焼きに合うスパークリングワイン「たこシャン」をはじめ、個性的なワインがいっぱいや。ぜひお気に入りを見つけて、お土産に買って帰ってな。※これは2023年6月現在の情報です
住所:柏原市太平寺2丁目9番14号
アクセス:近鉄大阪線安堂駅から徒歩約7分、JR大和路線柏原駅から徒歩約15分
https://www.kashiwara-wine.com/
「パティスリー アンジュ・ブラン」の店内に入ってすぐ目を引かれるのが、箱詰めの「柏原河内ワインカステラ」。しっとりした食感と上品な甘味のなかに、ふんわりとワインが香る、ちょっと大人の味わいのカステラや。地元のカタシモワイナリーのワインを使っていて、柏原市公認の手土産にも選ばれてるんやで。「柏原マドレーヌ」は、これまた地元の山国ぶどう園が作る百花ハチミツを使った一品。地元の素材を活かしたお菓子作りにこだわる、店長の大西さんの思いが詰まってるで。もちろん、定番のショートケーキやモンブランなど、ケーキの種類も豊富。夜8時まで営業してるから、仕事帰りにちょっと寄ってみるのもええかもな。※これは2023年6月現在の情報です
住所:柏原市法善寺4-2-21
アクセス:近鉄大阪線法善寺駅から徒歩約1分
https://www.instagram.com/patisserie_angeblanc/
「柏原焙煎所」は、店主の辰巳士朗さんの実家を改装し、夫婦で営んでいるスペシャルティコーヒーの専門店。味だけやなくて、栽培方法から流通、品質管理に至るまで徹底的にこだわった豆だけを仕入れてるんやって。基本は焙煎豆の販売で、ドリップバッグやテイクアウトもあり。「もうちょっと深く煎って」なんてオーダーにも応えてくれるのは、小さいお店ならではやね。一番人気は、苦味・酸味のバランスがよいオリジナルの「かしわらブレンド」。農園ごとに味の違いが楽しめる、シングルオリジンも数種類あるから、好みの味を見つけてや。※これは2023年6月現在の情報です
住所:柏原市太平寺1-7-11
アクセス:近鉄大阪線安堂駅から徒歩約8分、JR大和路線柏原駅から徒歩約10分
https://kashiwara-roastery.kawachiya2332.com/
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大阪には、長い歴史を持つ老舗の商いが数多く存在します。これらの老舗は、長年地元の人々に愛され、大阪の文化を支え、今も誰かの日常を支えている商いがあります。変わること、変えないこと、その両方を見極めながら、「ほんまもん」の価値を静かに守り続ける老舗たち。この特集では、大阪各地に根づく、ジャンルを問わない老舗を訪ねます。

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