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美とストーリーで巡る
魅惑の泉州レトロ紀行
SENSHU TRIP

旅で出会う美しいもの、懐かしいものには、長い年月を経たストーリーが隠されているものです。泉州には、千年以上の美や技の歴史があります。万葉集に詠まれた高師浜の美しさが浜寺公園の松林に引き継がれ、古墳時代の鉄加工技術が自転車部品の最先端技術に息づいている。まずは、その秘密の入口から魅惑の泉に飛び込んでみませんか?
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百舌鳥八幡宮の"ふとん太鼓"は、「月見祭」の見どころのひとつ。土曜に宮入、日曜に宮出をし、稲の豊作を願って奉納される。ふとん太鼓という名前は、太鼓が納められた台座の上に、真っ赤な座布団のようなものが5段積み上げられていることから付いた。約60〜70名で担がれる様は、迫力と力強さに満ちた光景だ。百舌鳥八幡宮を氏神とする、本町(ほんまち)・赤畑町(あかはたちょう)・梅北町(うめきたちょう)・中百舌鳥町(なかもずちょう)・陵南町(りょうなんちょう)・西之町(にしのちょう)・梅町(うめまち)・土師町(はぜちょう)・土塔町(どとうちょう)の9つの町が、大小2つのふとん太鼓を奉納。宮入(みやいり)時は、町ごとに1時間担ぎ、11時から22時半まで、太鼓の響きと人々の熱気が絶え間なくこだまする。町の個性が光る装飾や掛け声の違いを見比べるのもこのふとん太鼓の醍醐味だ。大きなふとん太鼓は大人たちが、ひと回り小さなふとん太鼓は子どもたちが担ぐ。台座には稚児が乗り、太鼓を叩く。「ベーラ、ベーラ、ベラ、ショッ、ショイ」という勇ましい掛け声や太鼓の音色とともに、ふとん太鼓は奉納される。これは町の人みなが心を一つにして作る行事。子どもたちは大人の姿をみて偉大さを、大人は子どもたちの姿をみて成長を感じる。やがて、大人の姿に憧れた子どもたちが大きくなり、大きなふとん太鼓を担ぐ。そうして、百舌鳥の地で脈々と受け継がれる太鼓の音と掛け声は、今も昔も変わらず、地域の心をつなぎ続けている。 ※これは2025年10月現在の情報です。(R.N)
住所:〒591-8037 大阪府堺市北区百舌鳥赤畑町5-706
アクセス:JR阪和線百舌鳥駅から徒歩約12分/南海高野線中百舌鳥駅から徒歩約15分
アール・ヌーヴォーの巨匠アルフォンス・ミュシャの作品がなんで堺に?実は、有名な実業家やったミュシャのコレクターが亡くなった後、故人が新婚時代に暮らした堺市に寄贈されたそうやねん。おかげで、世界でも有数のミュシャ・コレクションを堺で見ることができるんやで。その数なんと約500点。作品が傷むことのないように、同じ作品をずっと展示するんやなくて、しばらく展示したら休ませてあげるんやって。そうやってミュシャ作品の魅力が末永く受け継がれていってほしいもんやね。※これは2022年7月現在の情報です。
住所:堺市堺区田出井町1-2-200 ベルマージュ堺弐番館2F~4F
アクセス:JR阪和線堺市駅から徒歩約3分
https://mucha.sakai-bunshin.com/
堺でアルフォンス・ミュシャの作品に触れられるのは美術館だけやないで。もっとカジュアルにミュシャの絵画やポスターの美しさを体験したいという人におすすめなのが堺市デザインマンホールや。なんとミュシャの代表作12点のデザインを駅前の商店街のマンホールにしてしもたんやて。散歩や買い物の合間にふと足元を見てみると、ミュシャの作品世界が見事に埋め込んであるんやで。一部の愛好家のための芸術ではなく、あくまでも大衆のための絵描きになることを目指したというミュシャの作品らしい楽しみ方かもしれへんね。※これは2022年7月現在の情報です。
住所:堺市堺区中瓦町 堺銀座商店街
アクセス:南海高野線西口から徒歩約3分
https://water.city.sakai.lg.jp/about/kouhou/1615786327826.html
自転車の歴史は19世紀のドイツで始まったんや。それからフランス、イギリスと絶え間ない技術革新を繰り返す。その歴史は単なる技術の進歩だけやなくて、様々な美しいフォルムを産み出したんやね。それを眺めてるだけでも満足やけど、ドラマはそこで終わらへんで。ヨーロッパで発達した自転車が、いよいよ海を渡って文明開化の日本に上陸する。堺は古墳時代から鉄の加工が盛んで、戦国の刀鍛冶、鉄砲鍛冶を経て、江戸のタバコ包丁などの堺刃物へと、休むことなく技術力を磨いてきたんや。その伝統の技と自転車が出合った時、堺は世界的な自転車産業の中心地へと進化を遂げる。そんなドラマチックな歴史を丸ごと追体験できるのがシマノ自転車博物館なんやで。※これは2022年7月現在の情報です。
住所:堺市堺区南向陽町2-2-1
アクセス:南海高野線堺東駅北西口から徒歩約5分
https://www.bikemuse.jp/
赤ずきんちゃんの頭巾を思わせる、何ともかわいらしく、懐かしく、でもどこにもないような個性的な赤い屋根が目を惹くねん。優しい白の漆喰と程よく古びた赤レンガの外壁。木枠のアーチ窓。童話かファンタジーに出てくる山小屋といった雰囲気。店内もまるで森の中の別荘みたいなええ感じやで。70年前に夫婦で始めたお店を今は娘さん、お孫さん、曾孫さんの母娘四代で切り盛りしてるんやって。チェーン店のコーヒーショップもいいけど、やっぱり歴史のある堺の街には、こういうお店がずっと続いてほしいもんやね。※これは2022年7月現在の情報です。
住所:堺市堺区北向陽町1-5-22
アクセス:南海高野線北西口から徒歩約7分
摂津、河内、和泉の国の境に位置する丘やからと名付けられたという、堺の中心「三国ヶ丘」。その住宅地を歩いていると突然、緑の丘が広がり、赤いレンガでできたパリの凱旋門風のデザインがひと際、目を惹く。これが明治43年に建造された旧天王貯水池や。堺の町に飲み水を供給する上水道の貯水槽として、約50年間活躍したそう。現在は、地元の保存運動が実を結んで国の登録有形文化財に指定されてるんやて。中は非公開やけど、外からでも旧貯水池の美しい佇まいを十分に堪能できるで。※これは2022年7月現在の情報です。
住所:堺市堺区中三国ヶ丘町3-78
アクセス:南海高野線堺東駅から徒歩約8分
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/115377
堺市のほぼど真ん中、宿院の交差点に立つとな、東側に本道を挟んで左右に2本、自動車や通行人を見守るように立派な常夜燈が2本建ってんのが見えんねん。側面には天保五年とあるから、1834年にできたということやね。台座には左に海と書いて左海(さかい)、これは堺の地名の由来の一つともいわれとってな、京の御所に向いたとき、左に海がある土地やからやとか。その下には「たばこ」「庖丁鍛冶」とある。煙草の葉を刻む包丁が、この辺りで盛んに作られとってん。当時は天保の大飢饉の真っただ中で、世の中は随分暗かったはずや。そんな時代を明るく照らしたいという願いが、この常夜燈に込められてたんかもしれへんね。※これは2022年7月現在の情報です。
住所:堺市堺区大町西1
アクセス:阪堺線宿院停留場下車すぐ
今日は何か昔ながらの洋食屋さんのハンバーグやエビフライが食べたいなあ。そんな気分にぴったりのお店が「れすとらん浪花亭」や。1945年に創業してから今年でなんと77年。この堺の町で地元の人々に愛され続けて、親・子・孫と三代続く正真正銘の老舗洋食店なんやで。料理のメニューもお店のインテリアも創業の頃からほとんど変わってへんねやて。ほんまに生まれる前の昭和初期に迷い込んだような不思議な気分も味わえるで。※これは2022年7月現在の情報です。
住所:堺市堺区大町東2-1-7
アクセス:阪堺線宿院停留場から徒歩約2分
http://naniwatei.jp/
旧堺港の北側に堂々と佇む龍女神像は、実は二代目なんやて。昔、この辺は大浜海岸ちゅうて、明治36年(1903年)に東洋一といわれた堺水族館ができて以来、海水浴や夕涼みを楽しむ観光客でにぎわってたそうや。初代の龍女神像は水族館のシンボルやったんやけど、閉館と共に撤去されたんやって。それを復元したのが現在の龍女神像やねん。古来より龍は豊作をもたらす神さんやった。龍女神像が天衣をまとう姿は、困っている人々を救ってくれるという観音様にもよう似てるわ。これからも堺の街をしっかり見守ってや。※これは2022年7月現在の情報です。
住所:堺市堺区北波止町
アクセス:南海本線堺駅から徒歩約13分
古くは万葉集に詠まれる高師浜の松の面影を残しつつ、明治大正のリゾート地として栄え、歌人や文人、政界の重鎮にも愛された浜寺公園は、今もその風情を感じさせてくれるんや。この美しい松林は何度も伐採の危機を迎えるが、明治の元勲、大久保利通の働きかけで中止になったんやて。浜寺公園は堺で生まれた与謝野晶子が、後に夫婦となる鉄幹と初めて出会った場所でもあるそうや。まさに大正ロマン。千年の時を経て、人々の心を惹きつけ続けたこの場所をいつまでも大事にしたいもんやね。※これは2022年7月現在の情報です。
住所:堺市西区浜寺公園町
アクセス:阪堺線浜寺駅前駅から徒歩約1分、南海本線浜寺公園駅から徒歩約2分
浜寺公園の松林を抜けると大きな運河が見えてくる。これが浜寺水路や。昔は白い砂浜がひときわ美しい有名な海水浴場やったんやで。それが高度成長期の工業化によって、埋め立てられることになってしもたんや。水路の向こうには泉北臨海工業地帯が見える。最盛期には環境汚染が問題になったそうやけど、今は水や空気が再びきれいになってきてるらしい。水鳥や魚たちも水面(みなも)を飛んだり跳ねたり楽しそうに遊んどるわ。一度、埋め立ててしもた砂浜は戻ってけえへんけど、新しい自然との共生のカタチを探っていかなあかんね。※これは2022年7月現在の情報です。
住所:堺市西区浜寺公園町4
アクセス:阪堺線浜寺駅前駅から徒歩約10分、南海本線浜寺公園駅から徒歩約11分
住所:大阪市中央区高麗橋2丁目1番2号
アクセス:大阪メトロ堺筋線「北浜駅」徒歩1分 、京阪本線「北浜駅」徒歩3分
http://www.nomurashokusan.co.jp/business/office_osaka/kouraibashi/
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大阪には、長い歴史を持つ老舗の商いが数多く存在します。これらの老舗は、長年地元の人々に愛され、大阪の文化を支え、今も誰かの日常を支えている商いがあります。変わること、変えないこと、その両方を見極めながら、「ほんまもん」の価値を静かに守り続ける老舗たち。この特集では、大阪各地に根づく、ジャンルを問わない老舗を訪ねます。

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