古墳にコーフン!古代のロマンが香る高槻(ちょっと茨木)

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慶瑞寺 現在の天皇家へと繋がる、後水尾天皇の歯が眠る寺院

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慶瑞寺 現在の天皇家へと繋がる、後水尾天皇の歯が眠る寺院

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高槻市にある慶瑞寺は、禅宗のひとつ黄檗宗に属する古刹である。創建は奈良時代に遡ると伝わり、当初は南都六宗のひとつ法相宗だったが、江戸時代に黄檗宗として再興している。以来、地域の信仰と文化の中心としての役割を担ってきた。境内は落ち着いた佇まいを見せ、季節ごとに変わる樹木の彩りが訪れる者の心を和ませる。

慶瑞寺の象徴ともいえるのが、第108代天皇・後水尾法皇の歯や仏舎利を納めた「聖歯塔」である。江戸時代初期に在位した後水尾天皇は、徳川幕府の家康・秀忠・家光と三代にわたり緊張関係にあった。

中宮として入内した2代徳川秀忠の娘・和子は、浅井3姉妹の末娘・お江(信長の妹・市の子)との間にできた女子で、現在の天皇家まで続いているため、徳川・浅井だけでなく織田家の血も引いていることになる。

ほか、境内には2層の仏殿など建築的な見どころも揃っている。また、慶瑞寺には貴重な文化財も伝わっている。特に本堂に安置されている平安時代作の菩薩坐像は、国の重要文化財に指定されている。

慶瑞寺は、信仰の場であるとともに、高槻の歴史と文化を今に伝える貴重な遺産である。静寂の中に息づく祈りと歴史の重層が、訪れる者に深い感銘を与える寺院である。※2026年1月時点の情報です。(かの)

住所:高槻市昭和台町2-25-12
アクセス:阪急京都線「総持寺」駅から徒歩約15分

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